【体験談】社内ニートの1日の過ごし方|2年間の僕の1日をリアルに公開します

【体験談】社内ニートの1日の過ごし方|2年間の僕の1日をリアルに公開します

社内ニートって、1日何してるんだろう。

もしあなたが今、社内ニート状態で毎日の過ごし方に悩んでいるなら。

あるいは、職場にいる社内ニートが何をしているのか気になっているなら。
この記事でその答えが分かります。

僕自身、IT企業で2年間社内ニートとして過ごした経験があります。
朝8時半に出社してから18時に退社するまで、本当にやることがありませんでした。

この記事では、社内ニートの1日を時系列で全て公開していきます。
何をしていたのか、どんな気持ちだったのか、包み隠さず書きました。

当事者の方には具体的な過ごし方の参考に。
そうでない方には、社内ニートのリアルな実態を知るきっかけになれば嬉しいです。

ユウタ

社内ニートの1日は、想像以上に長くて辛かったですね

目次

社内ニートだった僕の1日の過ごし方を時系列で全て話します

結論から言うと、社内ニートの1日は想像以上に長いです。
8時間という時間が、本当に長く感じます。

ここからは、僕が実際にどんな1日を過ごしていたのか、時系列で全て公開していきますね。

1日のタイムスケジュール
  • 8:30-9:00:出社とメールチェック|今日も仕事がない現実
  • 9:00-12:00:午前中はExcelを開いて仕事してるフリ
  • 12:00-13:00:昼休憩は1人で外に逃げる
  • 13:00-15:30:午後は資格勉強で自己投資
  • 15:30-18:00:トイレ休憩と雑用、そして退社へ

【8:30-9:00】出社とメールチェック|今日も仕事がない現実

朝8時半、会社に到着します。
始業は9時ですが、ギリギリに来ると目立つので少し早めに出社していました。

デスクに着いたらまずPCを起動。
そしてメールソフトを開きます。

新着メールの件数は…ゼロ。
あっても社内の一斉送信メールが1〜2件程度でした。

次にスケジュールを確認するんですが、これも予定なし。
会議もなければ、誰かとの打ち合わせもない。

この瞬間に「ああ、今日も長い1日が始まるな」って毎朝思ってました。

まだ始業前なので、周りの社員も少しずつ出社してきます。
挨拶をしながら、今日も何をしようか考える時間です。

9時になるまでの30分間は、前日のニュースサイトをチェックしたり、社内の共有フォルダを眺めたりして時間を潰していました。

ユウタ

朝一番のメールゼロは、結構メンタルにきますね

【9:00-12:00】午前中はExcelを開いて仕事してるフリ

9時になって始業。
午前中の3時間が一番長く感じる時間帯でした。

まず僕がやっていたのは、とりあえずExcelやWordのファイルを複数開いておくこと。
これをやっておくと、遠くから見たときに「仕事してるっぽく」見えるんです。

実際には、ネットサーフィンをしていました。
ただし、見るサイトは慎重に選んでいましたね。

  • ニュースサイト(日経新聞、ITmediaなど)
  • 業界の情報サイト
  • Google Mapでの旅行計画

YouTubeやSNSは絶対に見ませんでした。
閲覧履歴は全部記録されていると思っていたので、仕事に関係ありそうなサイトだけです。

10時を過ぎたあたりで、一度トイレに行きます。
別に用はないんですが、席にずっといると逆に怪しまれるんじゃないかと思って。

上司が近くを通ると、すぐにExcelの画面に切り替える。
これを1日に何回繰り返したか分かりません。

11時半くらいになると、周りがランチの準備を始めるんです。
「やっと昼だ…」って思いながら、時計を何度も見ていました。

午前中だけで時計を見た回数は、軽く30回以上。
それくらい時間が進むのが遅かったですね。

ユウタ

午前中の3時間は、本当に長すぎて地獄でした

【12:00-13:00】昼休憩は1人で外に逃げる

12時になった瞬間、すぐに席を立ちます。
昼休憩は唯一の解放タイムでした。

僕は必ず外でランチを食べていました。
理由は、社内の人と会いたくなかったから。

社内で食べると、誰かに話しかけられるかもしれない。
「今日何してるの?」って聞かれたら、何て答えればいいか分からないんです。

だから、会社から少し離れたお店に行くようにしていました。
牛丼屋、コンビニ、定食屋など、その日の気分で選びます。

食後は近くの公園で時間を潰して、13時ギリギリに戻る。
できるだけ長く会社を離れたかったんです。

たまに時間調整を見誤って13時を過ぎることもありました。
そういうときは、お腹を押さえながら「体調悪くて…」みたいな顔をして戻っていましたね。

昼休憩が終わるのが本当に嫌でした。
「また午後が始まる…」って思うと、憂鬱になります。

ユウタ

昼休憩だけが心から楽しみな時間でした

【13:00-15:30】午後は資格勉強で自己投資

午後に入ると、僕は資格の勉強をしていました。
これが午後の主な過ごし方です。

「このままじゃヤバい」って危機感があったので、せめてスキルを身につけようと思ったんです。

ノートを取りながら学習すると、周りから見ても「仕事してる感」が出るんですよね。

  • 画面はテキストベースの学習サイト
  • ノートに書き込みながら勉強
  • 動画は音が出るので見ない

ただ、ずっと勉強していると眠くなるんです。
特に昼食後の13時台は、本当に眠い。

居眠りしそうになったら、トイレに行って顔を洗う。
これで何とか目を覚ましていました。

たまに上司から簡単な雑務が回ってくることもありました。
資料のコピーとか、ファイルの整理とか、10分で終わるような仕事です。

そういう仕事が来ると、逆に嬉しかったですね。
「やっと仕事ができる」って思えるので。

でも、そんな仕事も15分もあれば終わってしまう。
また資格勉強に戻る日々でした。

ユウタ

資格勉強は、唯一自分のためになることでした

【15:30-18:00】トイレ休憩と雑用、そして退社へ

15時半を過ぎると、そろそろ終わりが見えてくる時間帯です。
ただ、まだ2時間半も残っている。

この時間は、トイレ休憩を多めに取っていました。
1回につき10分〜15分くらい、個室でスマホを見るんです。

もちろん、頻繁に行きすぎると怪しまれます。
だから1日3〜4回くらいに抑えていました。

それ以外の時間は、書類整理やデスク周りの掃除をします。
本当は数分で終わる作業を、わざとゆっくりやるんです。

「この資料、本当に捨てていいかな」って何度も考えながら、30分くらいかけて整理していました。

17時30分を過ぎると、帰りの支度を始めます。
そして、18時ちょうどになった瞬間に帰るのです。

退社前のルーティン
  • 17:50:開いていたファイルを全て閉じる
  • 17:55:PCのシャットダウンボタンにカーソルを合わせて待機
  • 18:00:時計が18時になった瞬間にクリックして退社

会社を出た瞬間、やっと解放される感覚。
「今日も何とか終わった…」って毎日思っていました。

ユウタ

18時の退社が、1日で一番嬉しい瞬間でしたね

社内ニートの1日は想像以上に精神的に辛い

ここまで1日の流れを書いてきましたが、正直に言います。
社内ニートは本当に辛いです。

「仕事がないなんて楽でいいじゃん」って思う人もいるかもしれません。
でも実際は全然違います。

まず、周囲の目が気になって仕方ないんです。
「あいつ何してるんだ」って思われてるんじゃないかって、ずっと考えてしまう。

忙しそうに働いている同僚を見ると、罪悪感でいっぱいになります。
自分だけ何もしていないのに、同じ給料をもらっているわけですから。

「自分は会社に必要とされていないんだ」って思うと、本当に辛かったです。

それから、スキルが全く身につかない焦りもありました。
同期は重要なプロジェクトを任されて成長しているのに、自分は雑用すらない。

このまま2年、3年と過ごしたら、転職もできなくなる。
そんな不安が常につきまとっていました。

時計を見る回数は、1日に100回以上。
「まだ10分しか経ってない…」って絶望する日々です。

家に帰っても、明日また同じ1日が始まると思うと憂鬱になります。
休日も「また月曜日が来る…」って考えて、心から楽しめませんでした。

僕は2年間この状態を続けましたが、精神的に本当に限界でした。
だから転職を決意したんです。

もしあなたが今、社内ニート状態で辛いと感じているなら。
我慢し続けるのではなく、何か行動を起こすことをおすすめします。

上司に相談して異動を願い出るのもいいし、転職活動を始めるのもいい。
このまま時間を無駄にするのは、本当にもったいないですから。

まとめ:社内ニートの1日の過ごし方は地獄だった

社内ニートの1日を時系列で全て公開してきました。

結論として、社内ニートの1日は想像以上に長くて辛いです。
仕事がないことは、決して楽なことじゃありません。

もしあなたが今、社内ニート状態で悩んでいるなら、まずは行動を起こしてください。
資格の勉強を始めるでもいいし、上司に相談するでもいい。

僕は2年間我慢しましたが、もっと早く動けばよかったと後悔しています。
転職エージェントに登録するだけでも、選択肢が広がりますよ。

時間は戻ってきません。
今日から、少しずつでも動き始めましょう。

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