自分が悪いのか、会社が悪いのか。
社内ニート状態になると、この答えが分からなくなりますよね。
僕も28歳でSESエンジニアとして新しい客先に配属されてから、仕事が全く振られない日々が続きました。
最初は「6年間やってきたのにスキル不足なのか…」と自分を責めていたんです。
でも冷静に分析したら、会社側に明確な問題があることに気づきました。
この記事では、僕が「会社が悪い」と確信した3つの証拠と、そこから脱出した方法を共有しますね。
もしあなたも自分を責めているなら、この記事で判断基準が見えてくるはずです。
ユウタ社内ニートは会社が悪い。僕は2年悩んでこの結論に辿り着きました
社内ニートは会社が悪いのか自分が悪いのか?結論は【会社が悪い】です


結論から言います。
社内ニートは会社が悪いです。
以下で詳しく解説していきますね。
- 最初は自分のせいだと思い込んでいた経緯
- 会社側の問題だと気づいたきっかけ
【実体験】最初は自分のせいだと思い込んでいた日々
新しい客先に配属されてから、僕の日常は一変しました。
それまで6年間は普通にエンジニアとして働けていたのに、急に仕事が振られなくなったんです。
プロジェクトのリソース過多が原因で、誰も仕事を振ってくれない状態に。
周りのエンジニアは忙しそうに働いているのに、僕だけが待機している毎日でした。
「スキルが足りないのか?」「期待外れだったのか?」と、毎日自問自答していましたね。
過去6年間の実務経験が否定されたような気持ちになり、自己肯定感が崩壊していきました。
「自分が悪い」と思い込むと、どんどん精神的に追い込まれていくんですよね。
朝起きるのが辛くなり、出社前に吐き気がすることもありました。
このまま続けていたら、精神的に壊れていたと思います。



自責思考って本当に怖いです。僕も半年くらい自分を責め続けていました
でも冷静に分析したら会社側の問題だと気づいた
転機が訪れたのは、同じSES出身の友人に相談した時でした。
友人は即座に「それはプロジェクト側の配置ミスだよ」と指摘してくれたんです。
その後、転職サイトの口コミを見てみると、同じ悩みを持つSESエンジニアが多数いることが判明しました。
「自分だけじゃなかったんだ」と気づいた瞬間、少し気持ちが楽になりましたね。
さらにリクナビNEXTの専門家の記事を読んで、社内ニートの約70%は組織側に原因があることを知りました。
リクルートエージェントのアドバイザーに相談したところ、「典型的なリソース管理の失敗」と教えてもらったんです。
客観的な視点を持つと、自分を責める必要がないことに気づけます。
この時点で、僕は「会社が悪い」という確信を持つようになりました。
自分を責めるのをやめて、転職活動に向けて動き出すことにしたんです。



第三者の意見って本当に大事です。一人で悩まず、誰かに相談してみてください


自責思考だった社内ニートの僕が「会社が悪い」と確信した3つの証拠


ここからは、僕が「これは会社が悪い」と確信した3つの決定的な証拠を紹介します。
もしあなたもこれに当てはまるなら、自分を責める必要はありませんよ。
- プロジェクトのリソース過多|人員配置の完全ミス
- スキルミスマッチを放置された|フォロー体制ゼロ
- 上司(営業担当)との連携がゼロ|マネジメント不在
【証拠①】プロジェクトのリソース過多|人員配置の完全ミス
僕が配属された新しい客先は、既に人が余っているプロジェクトでした。
誰も仕事を振ってくれない理由は、そもそも振る仕事がなかったんです。
結果として、僕の日常は雑務と待機の繰り返しになりました。
- 議事録作成
- 簡単なデータ整理
- 会議資料の誤字チェック
これらの作業は、エンジニアとしてのスキルを全く必要としないものばかりでした。
プロジェクトの稼働状況を把握せずに配属するのは、企業の責任です。
人員配置の最適化はマネジメント層の仕事であり、クライアント先との調整不足が原因だと考えられます。
ネットの調査では、社内ニートの約40%が「人員過多」を原因に挙げているんです。
つまり、僕のケースは決して珍しいものではなく、組織の構造的な問題だったんですね。
個人のスキル不足ではなく、会社側の配置ミスが原因だったと確信しました。



人が余っているプロジェクトに配属されたら、どんなに優秀な人でも社内ニートになります
【証拠②】スキルミスマッチを放置された|フォロー体制ゼロ
前の現場と新しい現場で、使用する言語が全く違っていました。
これ自体は珍しいことではないんですが、問題は研修やフォローが一切なかったことです。
会社からは「ググって覚えて」と言われただけ。
質問しても「今忙しいから」と返されるばかりで、フォロー体制はゼロでした。



もちろん自学習もたくさんしていました。
結果として、僕は新しい言語でのスキルを活かせず、いまできる簡単な作業しか任されなくなったんです。
6年間の実務経験があるのに、それを活かせないのは明らかに配置ミスですよね。
スキルマッチングは企業の責任です。
ミスマッチが起きたらフォローするのが組織の役割なんです。



スキルミスマッチは誰にでも起こりえます。大事なのはその後のフォローですよ
【証拠③】上司との連携がゼロ|マネジメント不在
SESエンジニアにとって、営業担当は現場とのパイプ役です。
しかし僕の場合、営業担当との連絡は月1回の電話のみでした。
現場の状況を伝えても「もう少し様子見て」で終わり。
客先のプロジェクトマネージャーとの面談も、年1回の評価面談だけという状態でした。
- 月1回の電話連絡のみ
- 現場の状況を伝えても「様子見て」で終わる
- 「仕事ください」と言っても「タイミング見て」で放置
- 客先PMとの面談は年1回だけ
SESエンジニアのフォローは、営業担当の最重要業務のはずです。
現場とSES企業の橋渡しができていない時点で、組織として機能していないと言えますね。
営業担当がしっかり機能していれば、社内ニート状態は防げたはず。
これも会社側の責任だと確信しました。



マネジメント不在の組織では、どんなに頑張っても評価されません
まとめ:社内ニートは会社が悪い!自分を責めず次のステップへ


2年間悩んだ僕の結論は、社内ニートは会社が悪いです。
もしあなたが以下に当てはまるなら、自分を責める必要はありません。
- プロジェクトの人員配置がおかしい
- スキルミスマッチを放置されている
- 上司や担当のフォローがない
僕は「会社が悪い」と気づいてから、転職活動をスタートしました。
転職エージェントに相談したところ、適切な人員配置をする企業を紹介してもらえたんです。
今では社内ニート時代とは真逆の充実した日々を送っています。
会社が悪いなら、環境を変えましょう。
自分を責め続けても何も変わりません。
まずは転職エージェントに相談して、客観的な視点をもらうことから始めてみてくださいね。




